【テニス】苦手なダブルスリターンを克服するポイント３つ

ダブルスのリターンって難しいですよね。

練習ではうまくいっても、ダブルスの試合になるとうまくいかないことも多いと思います。

筆者もリターンにはずっと悩んでいました。

いろいろと試行錯誤を繰り返した末、たどり着いた境地は、いまやリターンが得意と胸を張っていえるくらいにまでなりました。

今日はそんなリターンの極意というか、筆者が気を付けているポイントを共有したいとおもいます。

リターンに悩めるあなたに少しでもきっかけを掴めることを願いながら、書いていきます。では。

まずダブルスのリターンがなぜ難しいのか考えていきましょう。

といってもこれ、明らかだと思います。

相手の前衛が気になるから、なんです。

相手のサーブを返す。前衛に捕まらないようにする。

2つのことを考えなければいけないので、本来の力が発揮できていないのです。

いやーとても分かります。永遠の課題ですよね。

ではこれをなんとか解決すべく、対策を考えていきましょう。

ポイント①

1番大切なのは「ポジション」です。

リターンのときに立っている位置ですね。

つまりリターンするときに自分がどこで打つかがとても大切になるわけです。

あなたはどこでリターンをするか決めていますか？

ベースラインあたりですか？もう少し後ろですか？

筆者が勧めるリターン位置はコートの中です。

前であればあるほど良いです。

相手のサーブの威力によりますが、どんなにサーブが早くても、ベースラインより後ろに下がることはしません。

なぜ前の位置がいいのか説明していきます。

逆の立場を想像してみてください。

あなたがサーブ側の前衛に立った場合です。

あなたはポーチを狙っていますよね？

リターンが甘ければポーチに出ますし、サーブが入ったら絶対ポーチに出るぞ、と決めていることをあるかも知れません。

さてそのときどんなときにポーチに出やすいですか？

もちろんいいサーブが入るときもですが、相手がベースラインより下がっているときはポーチに出やすく感じませんか？

逆にセカンドサーブとかでリターンが前に詰めている時は圧迫感を感じでポーチに出にくいですよね？

この相手に与える「圧迫感」がとても重要なのです。

相手の前衛はリターンの速さに関係なく、立ち位置だけで圧迫感を感じる、すなわちボレーに出にくくなるのです。

あなたの立場に戻りましょう。

リターンをするとき、立ち位置を前にすることで、相手にボレーに出られにくくなります。

つまりその分無理して早いリターンを打ったり、際どいコースに打つ必要性が減りますので、格段に精神的ハードルが下がり、ミスも減ります。

立ち位置を変えるだけでリターンが打ちやすくなるのです。

ここまでが1つ目の大切なポイントです。

ちなみに立ち位置の目安ですが、どんなに後ろでもベースラインに片足が入る位置に立ちます。

少し余裕があるときは両足コート内に、更に相手のセカンドサービス時にはもっと中まで詰めて相手にプレッシャーを与えます。

前であればあるほど望ましいですが、相手のサーブスピードに合わせて無理のない範囲で。

ポイント②

さて2つ目のポイントは、「ラケットを引きすぎないこと」です。

苦手な方で多くみられるのは、普段のストロークとリターンのストロークを同じように行なっていることです。

これではラケット面は安定しません。

普段のショットと違って相手のサーブにはスピードがありますし、1つめのポイントで説明した通り、立ち位置は前に移動していますので、リターンする時の球速はかなり速めになっているはずです。

この時にいつもと同じようにラケットを引いていると振り遅れたり、ガシャったりしてミスしやすいです。

大切なのはサーブを威力をうまく利用すること、とにかくサーブに逆らわずに素直にラケット面を合わせることに注力します。

相手のサーブがフォルトだったときに、脱力して返した球が異常に良いリターンで、これが本番だったら、、と思ったことありませんか？笑。

あるあるかと思いますが、リターンにパワーは必要ないのです。

つまり力んでラケットを弾きすぎる必要はありません。

ボレーに近いイメージで面を合わせてリターンしましょう。

思いっきり打たなくても十分スピードは出ますし、立ち位置が前なのでボレーにも捕まりにくいです。

これは慣れるまで練習が必要なので、諦めず何度も練習しましょう。

ポイント③

さて最後に大切なポイントは、「ロブの選択肢もあり」ということです。

これでは元も子もないじゃないか！と思う方もいるかもしれませんが、ダブルスで大切なのはテニスコートを立体的に捉えることです。

いい球を返そうとばかりしていると、コートを平面に捉えがちで、これではボレーにも捕まりやすくなります。

初心者の方で相手のサーブがとても返せないような相手と試合するときは、無理にいいリターンを返そうとせず、まずは面だけを併せてロブを打つことで、ボレーに捕まらない、1球で終わらせないことを意識してみましょう。

これで意外と格上の相手にもいい勝負をすることができます。

中〜上級者の方は早いリターンにロブを混ぜることはとても重要です。

相手の選択肢を増やして、ポーチに絞らせないことが大切なのです。

まとめ

さてここまで長々と話してきましたが、とにかくまず変えられるのは立ち位置です。

立ってる場所を変えればいいので笑。

あとは練習あるのみです。

前の立ち位置からリターンをテンポ良く返せるようになればあなたはもうリターンマスターと言えるでしょう。

筆者もまだまだこれから精進していきたいと思います。

usagi-youcanfly.hatenablog.com

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