【テニス】試合で調子を上げる方法
- 試合になるとうまくいかない。
- 緊張してミスばかりしてしまう。
- 気持ちが沈んでしまうと切り替えができずにズルズル負けてしまう。
こんな経験、誰もがあるのではないでしょうか。
テニス歴20年の筆者もいまだに試合で緊張しますし、気分が浮き沈みすることもあります。
調子の良し悪しって何なんでしょうか?
練習どおりに打てたらもっと勝てたのに…こんな風に思ったことはありませんか?
試合で本来の実力を出せる方法、調子を上げる方法を考えていきましょう。
ステップ① 調子が悪いことを自覚する
さてまず初めに考えるべきは、調子がいいときはどんな状態なのか。
です。
想像してみてください、
調子がいいときは何を打っても入る気がしますよね。
気分も上向きでノリに乗っている感じです。
ダブルスであればペアとのコミュニケーションもうまく取れており、お互いが笑顔でプレーしてることでしょう。
ミスしてもドンマイドンマイ!とすぐに切り替えることもでき、スーパーショットが炸裂することもあるかもしれません。
このときの最も大事なポイントは心と身体が萎縮していないことです。
では反対に調子が悪い時の状態を考えていきましょう。
まず調子が悪い時は負の連鎖が起こります。
なにをやっても上手く行く気がしない。
今日はサーブが入る気がしない、
などと思うことは誰しもが経験することでしょう。
気分も落ち込んでしまい、中にはイライラすることも。
ショットも精度を欠いて乱暴なプレーになってしまうこともあります。
ダブルスであれば自分のミスに申し訳なくなったり、逆に味方のプレーにイライラしたり、コミュニケーションが減り、負の連鎖に陥ります。
こうなってしまうとなかなか抜け出すのは難しいです。
試合であればそのまま負けてしまうこともあるでしょう。
想像してみてください。
ダブルスの相手がこんな感じだったら、どう思いますか?
いい気持ちはしないですが、少なくとも相手は勝手に自滅してくれるようなイメージを持つのではないでしょうか。
ステップ② 心と身体が萎縮していることを自覚する
さて、こういったときのポイントは、心と身体が萎縮してしまっていることです。
いつも通りにプレーしてるつもりでも萎縮していることで、本来の力を出せていないのです。
まずはここを自覚することがとても重要です!
試合で調子が悪い時、すこし間をあけて、冷静になりましょう。
ここまでできれば、調子を取り戻すためのきっかけをつかむことができます。
ではここからどうすればいいのか、具体的な解決方法を考えていきましょう。
ステップ③ 身体の萎縮を解く。声をだす。動作を大きくする。
心と身体の萎縮を取り除くためには方法か2つあります。
- 心の萎縮を無くすこと。
- 身体の萎縮を無くすこと。
当たり前じゃないか!と思ったかもしれませんが、まずはこれをはっきりと意識することが大切です。
どちらの方法でも、片方が改善できれば心は身体に、逆に身体は心についてきます。
調子が悪いとき、自分はいま心と身体が萎縮している。
この萎縮をなんとかせねば。
まずはこのように冷静になって自分を分析しましょう。
次に萎縮の解き方ですが、2つのうちおすすめしたいのは「身体の萎縮を無くすこと」です。
なぜか。
それは心の萎縮を無くすことは容易ではないからです。
自分の感情をコントロールすることは想像以上に難しいです。
そもそもこれができていれば不調に陥ることはないかもしれません。
よほど試合慣れしているか、自分の感情をコントロールできる人でないと難しいでしょう。
では「身体の萎縮を解く方法」について。
こちらのほうが比較的簡単です。方法は2つ。
- 声を出してプレーすること。
- そしていつもより大きめに動作をすること。
声を出すのは重要です。気持ちの高まりやプレーの大きさにも繋がります。
サーブやショットを打つ時、ポイントを決めた時に意識して声を出してみましょう。
恥ずかしい方は自分に聞こえるくらいの声でも十分効果があります。
まずは自分で自分を鼓舞するのです。
次に動作を大きくすることですが、身体が萎縮しているときは無意識のうちにラケットの振りが小さくなったり、足の動きが悪くなったりします。
ですのでラケットスイングは意識して大きめに、スイングスピードは早めて、さらにステップを大きく踏むようにしましょう。
リターンであれば相手がサーブを打つ前に大きめにスプリットステップを踏んだりするのも効果的です。
バコれと言っているわけではありません。
ひとつひとつのショットや動作を大きくするのです。
これだけで調子は飛躍的に上がります。
声と動作を変えることができれば、あなたの調子は普段通りかそれ以上に戻ることでしょう。
ステップ④ いまこの瞬間を楽しむ
あなたがいまこの試合でプレーできるのはいまこの瞬間しかありません。
1番大切なのは楽しむことです。
試合相手に感謝しつつ、いまこの瞬間を楽しめれば、あなたは最大限の実力を発揮できるでしょう。
ぜひ1つ1つのプレー、試合を楽しんでください。
usagi-youcanfly.hatenablog.com
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