エクセルが重すぎるときに試してほしい解決方法
なぜかエクセルがめちゃくちゃ重い。。。
文字を打っているだけなのに、なぜかファイルサイズが〇〇MBある。。。
エクセルが重すぎて、ファイルを開こうとするとPCが落ちる。。。
こんな経験はありませんか?
エクセルが重すぎて困ったときは、ぜひ今回紹介する方法を試してみてください。
わたしも実際に会社でこの方法を使って、エクセルを劇的に軽くできた経験があります。
覚えていて損はないので、ぜひ確認してみてください^^
エクセルが重くなる原因
では、わかりやすい例を見ていきましょう。
なんの変哲もない、店舗ごとの売上表です。
実は、こちらのエクセルにトラップを仕掛けています。
みなさんも一緒に、このエクセルが重くなる理由を考えてみてください。(この画像1枚でヒントは2つあります。)
お分かりでしょうか?
では、重くなる理由とその解決方法説明していきます。
以下のエクセルで、①と②の2か所に注目してください。
実はこのエクセル、縦にも横にもとんでもなく大きく広がってしまっているのです。
ぱっと見では、店舗売上の小さな表だけが書かれている小さなエクセルに見えますが、実は「セルA1048576」に「1」が入力されており、「セルXFD7」にオレンジの書式設定がされています。
これらの余計な入力のせいで、エクセルがとんでもなく大きくなってしまっているのです。
これはかなりわかりやすいサンプルですが、こっそり枠線が入っていたり、書式設定が入っているだけで同じような現象が起こります。
では、このような現象を見つけた時の解決方法を見てきましょう。
エクセルが重い時の解決方法
まず縦向きに余計な部分を削除していきます。
6行目から下は不要なので、削除したいですよね。
そんなときは、まず6行目を選択し、
「Ctrl + Shift + ↓」を押します。
すると、エクセルの一番下の行まで選択することができるので、「右クリック>削除」を押します。
削除したあと、上書き保存をすると、エクセルが縦向きに軽くなっているのがわかります。(カーソルが長くなっている)
同様にして横方向も、不要な列を削除します。
D列以降は不要なので削除するとすると、
まずD列を選択して、
「Ctrl + Shift + →」を押します。
すると、エクセルの一番右の列まで選択することができるので、「右クリック>削除」を押します。
削除したあと、上書き保存をすると、エクセルが横向きに軽くなっているのがわかります。(カーソルが長くなっている)
これでエクセルを軽くすることができました!
このように見えないところでファイルが大きくなるトラップのようなものが仕掛けられていることがあります。
とくに社内でファイルを共有したりして、大人数でファイルを編集したりすると、こういったファイルができてしまうことがあります。
このようになぜかエクセルファイルが異常に重くなってしまったら、ぜひ縦方向と横方向に余計な行列を削除してみてください。
これで一発解決できることがあります!
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行列を削除した後に「上書き保存」を忘れないように!
上書き保存した後に、ファイルサイズが小さくなったことが確認できます。
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